謝罪と、ちょっと質問
2012年7月13日 MTG コメント (2)・明日
9時までに帰宅しなければいけなくなったので、顔出しも不可に。ごめんなさいm(_ _)m
・ちょっと質問
プレイヤーAは手札に数十枚のカードを持っており、墓地には《燃焼/Conflagrate》が1枚あります。
また、戦場には十分な赤マナが出せる数の土地が出ています。
一方、プレイヤーBの戦場には《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》が出ています。
このとき、墓地の燃焼を(FBで)ただ唱えるだけだと、世話人によって軽減されてしまいます(当たり前
そこで、Aは手札にある除去カード(例えば《四肢切断/Dismember》など)で世話人を除去しようとし、対応してBは世話人の能力を起動、解決時に「赤の発生源」として墓地の燃焼を選びました。
この後、Aは墓地の燃焼を唱えました。このとき、
1.この場合、「墓地領域にあった燃焼のカード」に影響していた世話人の能力は「スタック領域にある燃焼というソーサリー呪文」にも効果を及ぼすのか
(つまりダメージが入るか否か)
2.(1.が「及ぼす」だったとして)
もし、戦場にBの世話人がいる状態、かつAの墓地にカードがない状態で、Aが手札から燃焼を唱え、それに対応してBが世話人の能力を起動し、それのダメージを軽減した場合、このターンにAが墓地に落ちた燃焼をFBでもう一度唱えた時、まだ世話人の能力は有効か
(wikiの記事を見てると、墓地→スタックした呪文には影響ないように読めるんですが…)
ルールに詳しい方、できれば参考CR付きで教えていただけるとありがたいですm(_ _)m
9時までに帰宅しなければいけなくなったので、顔出しも不可に。ごめんなさいm(_ _)m
・ちょっと質問
プレイヤーAは手札に数十枚のカードを持っており、墓地には《燃焼/Conflagrate》が1枚あります。
また、戦場には十分な赤マナが出せる数の土地が出ています。
一方、プレイヤーBの戦場には《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》が出ています。
このとき、墓地の燃焼を(FBで)ただ唱えるだけだと、世話人によって軽減されてしまいます(当たり前
そこで、Aは手札にある除去カード(例えば《四肢切断/Dismember》など)で世話人を除去しようとし、対応してBは世話人の能力を起動、解決時に「赤の発生源」として墓地の燃焼を選びました。
この後、Aは墓地の燃焼を唱えました。このとき、
1.この場合、「墓地領域にあった燃焼のカード」に影響していた世話人の能力は「スタック領域にある燃焼というソーサリー呪文」にも効果を及ぼすのか
(つまりダメージが入るか否か)
2.(1.が「及ぼす」だったとして)
もし、戦場にBの世話人がいる状態、かつAの墓地にカードがない状態で、Aが手札から燃焼を唱え、それに対応してBが世話人の能力を起動し、それのダメージを軽減した場合、このターンにAが墓地に落ちた燃焼をFBでもう一度唱えた時、まだ世話人の能力は有効か
(wikiの記事を見てると、墓地→スタックした呪文には影響ないように読めるんですが…)
ルールに詳しい方、できれば参考CR付きで教えていただけるとありがたいですm(_ _)m
コメント
そのため、結果として墓地の《燃焼》は希望通りの効果を発揮するでしょう。
<根拠>
CR609.7a 効果によってダメージの発生源を選ぶ場合、選択できるのは、パーマネント、(パーマネント呪文を含む)スタック上の呪文、またはスタック上のオブジェクトか適用待ちの置換軽減効果か誘発待ちの遅延誘発型能力によって参照されるオブジェクト(もとあった領域から離れているものも含む)、またはある種のカジュアル変種ルールにおいては統率 領域にある表向きのカードのいずれかである。その発生源が実際にダメージを与えられるものでなくても適正な選択である。この選択は、その効果が生成される時に行なう。プレイヤーがパーマネントを選んだ場合、軽減効果はそのパーマネントからの次のダメージに適用され、それが呪文や能力の効果によるものか、それともそれが与える 戦闘ダメージかは問題としない。パーマネント呪文を選んだ場合、この効果はその呪文もしくはその呪文が解決されてなるパーマネントからのダメージに適用される。
<解説>
上記より、墓地のカードは公開領域にありますが、発生源として選ぶことができません。従って、《四肢切断》に対応して《世話人》の能力を起動することはできますが、上記の「発生源」として適正なもの(戦場のパーマネントなど)を選ぶ必要があります。
結果として、墓地にある《燃焼》は世話人の軽減効果を受けることはありませんので、フラッシュバックを使用した場合でも《世話人》の能力で軽減されることはありません。
2.通常、オブジェクトが領域移動した場合、移動前に受けていた影響を失います。
また、《世話人》の軽減効果は軽減効果の定義より最初の1回にしか適用されません。
結果として、通常通り解決される《燃焼》は《世話人》によって軽減され、フラッシュバックで唱えられる《燃焼》は軽減されることなく解決されるでしょう。
<根拠>
CR400.7. ある領域から他の領域に移動したオブジェクトは、以前の状態の記憶を失い、以前の状態と関係のない新しいオブジェクトになる。(後略)
CR615.8. 呪文や能力の解決によって生成された軽減効果の中には、特定の発生源が次に与える ダメージを参照するものがある。この種の効果は、ダメージの量に依らず、その発生源からの次のダメージを軽減する。その発生源からのダメージが一度軽減されたら、その発生源からのダメージは以降通常通り与えられる。
<解説>
インスタントやソーサリーのような非パーマネント呪文は、スタック上にあるときにオブジェクトとなり、墓地に置かれると新しいオブジェクトになります。そのため、《世話人》の軽減効果はスタック上にあるオブジェクトとして選択されるため、一度墓地に落ちると効果は届かなくなります(クリーチャーなどのパーマネントは別です)。
また、《世話人》の能力はダメージの量ではなく「発生源」を選ぶものであるため、次にダメージが与えられる「イベント」を1回だけ軽減することになります。そのため、仮に《燃焼》が遅延誘発型能力によって追加でダメージを与える呪文だったとするならば、《世話人》は2回目の「イベント」は軽減できずに効果を発揮することになります。
なるほど!(◎_◎;)
墓地のカードは「発生源」として選べないんですね(´Д` )
丁寧に説明していただいてありがとうございますm(_ _)m